ディライズ:ラストメモリーズ

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皆さん、こんにちは。enishの公文です。

今回は「ブロックチェーンゲームとしてのラスメモ」に関するレターです。

皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。先日Xにて、このようなことをツイートしました。

開発・運営チームは、毎日出金可能時刻付近で、変換ボタンの早押し競争のような状態になってしまっている事態を把握しており、それについて問題意識を持っています。

私たちは、この通り、現在のエコノミーの状態を健全であるとは考えていません。

本レターでは、ゲームリリースとトークン上場からここまでのプレイヤーの皆さんの動向やGEEKの価格推移などを踏まえ、私たちが考える「あるべき姿」に向けてかなり大胆な調整を行うことを決定しました。その調整方針についてご説明できればと考えています。

リリースノートや調整項目など、文字数多めなレターが連続して恐縮ですが、どうかご覧ください。

※なお、本レターの調整内容はGEEKの需要創出とは別です。GEEKのユーティリティについては改めてお知らせします。


はじめに

トークノミクスの設計と現状

ラスメモのトークノミクスの設計で最重要視してきたことの一つに、「xGEEKの価格を固定することで、GEEKの価格に依存しないearn体験が得られる」ことがあります。

にも関わらず、現状は、

  • 出金制限のせいで、稼いだxGEEKがゲーム外に持ち出せない
  • GEEKBOXの枯渇が早く、xGEEK自体が思ったように稼げない

という状態になっており、そもそもearn体験が希薄な状態になってしまっています。

そして、それぞれについて付随する課題(と原因となる背景)があります。

  • 出金制限は、前日の入金額を上限としているが、GEEK保有に対するADPが大きすぎて、入金するとADP負けしてしまうため、入金を躊躇する状態になっている
  • GEEK保有に対するADPが大きい原因は、GEEK自体の価格にある
  • GEEK価格が上がらないと、GEEKBOXの排出量も増やせない

実はこれらの問題がきれいに解決される1つの条件があります。それはGEEK価格が一定以上になることです。それゆえ、GEEKの買い戻しを行い、価格の動向を注視していましたが、結果として皆さんに我慢を強いてしまう状況になっていました。この点について反省をしています。

あるべき姿に向けた調整

上場から3週間ほど、買い戻しも交えて状況をみてきましたが、そもそも、トークンの価格は簡単にコントロールできるものではありませんでした。そして、元々やりたかったのは、GEEK価格に依存しないトークノミクスの実現と、それに基づくearn体験の提供です。

今回の各種緩和・増量とルールの変更は、上記を実現するための打ち手です。 各種の緩和の結果、一時的にGEEK価格が下落するリスクなどもありますが、まずはエコノミーの姿として健全な状態を作り出すこと、そしてearn体験提供を最優先として取り組みたいと考えています。

各種緩和・増量

xGEEK→GEEK交換制限の緩和

xGEEK→GEEKの最低交換制限量を大幅に緩和します。
緩和規模は、現状の10倍の予定です。

[実施期間]
2024/10/19 4:00(JST) ~
まずは、終了日を設けずに開始します。
エコノミーの状態に対して影響が大きすぎると判断した場合は改めてお知らせの上調整します。

出金できないストレスと不信感を解決するための緩和です。制限なしにしたかったのですが、交換用の運営ウォレットが枯渇してエラーになるなどのリスク対策として10倍緩和から始めさせてください。状況をみつつ、さらなる緩和が可能な場合は適宜調整を行います。

GEEKBOX排出数の緩和

ゲーム内のGEEKBOXの1日の排出量を大幅に緩和します。

現状との比較で、下記の規模の調整をします。
ビルドモード: 約3倍
ランドダンジョン: 約5倍

[実施期間]
2024/10/19 4:00(JST)~
まずは、終了日を設けずに開始します。
エコノミーの状態に対して影響が大きすぎると判断した場合は改めてお知らせの上、調整します。

特にランドダンジョンですが、BOXの充当時間からほどなくして在庫がなくなってしまう問題に対する緩和です。本質的には、単純な緩和だけではなく、排出ロジックの調整なども行って、充当時間以外にも残っている可能性が高い調整をするべきです。今回は、まず単純な量的な緩和を行った結果を見させていただいた上で、今後の方針の検討材料とさせてください。

※「約」となっているのは、元々GEEKBOXの排出上限は毎日の固定値ではなく、経日で変化する式で作られた値であるため単純に◯倍という表現が適さないためです。

これらの緩和はトークン価格にダメージのある施策でもあるため、GEEKのユースケースの創出や引き続きの買い戻しなどで可能な限り維持・向上させられるように努めます。

キャンペーン

公式マイページ限定xGEEK購入キャンペーン

公式サイトマイページ内で、GEEKをxGEEKに交換する際のADPとxGEEK(lite)を増量します。
1) ADP: 交換時の10xGEEK(有償)あたり1→3ADP (3倍)
2) xGEEK(lite): 交換時の10xGEEK(有償)あたり2→4xGEEK(lite) (2倍)

[実施期間]
2024/10/19 4:00(JST) ~ 約1ヶ月間を予定(メンテナンスのタイミング等による)

GEEKの使い道を増やそう!というプロジェクトは別途進めていますが、まずはGEEKのメインユーティリティであるxGEEKへの交換がめちゃくちゃおいしいよね!というキャンペーンを実施します。後述するウォレット内での保有GEEKに対してはリスクのある修正になってしまいますので、その救済もしくは代替案という意味合いも兼ねています。

xGEEK(earn)消費キャンペーン

ゲーム内でxGEEK(earn)を消費した際に獲得できるADP量を300%に増量します。

[実施期間]
上記の交換・増量キャンペーン期間に合わせて行います。

「GEEK→xGEEK交換キャンペーン」の実施中、xGEEK(earn)をゲーム内で使った場合に損をした感じにならないようにするために、ゲーム内の消費についても増量するキャンペーンを併設します。

ルール変更

ウォレット内でのGEEK/OASの保有に対する獲得ADPの変更

現在 1GEEK = 1/3ADP となっている、GEEK(OAS)保有に対する獲得ADPを、GEEK価格に連動した値にします。

[現状] 1GEEK = 1/3ADP
[変更後] $1 あたりのGEEKにつき 5ADP

[実施時期]
次回のアップデート以降、準備が整い次第

エコノミーの健全性のために必須ではあるものの、ADPに対する2度目の修正です。価格次第でプラスにもマイナスにもなりうる変更なため、単純な下方修正ではありませんが、この短期間にこれだけ繰り返しルールを変えることは信頼性に関わる問題であることは十分に承知しています。何卒ご理解をお願いいたします。

こちらの変更は、開発等を伴う調整のため、準備が整い次第の実施となります。 それまでは、今まで通りの方式です。

まとめ

文字だけではGEEK / xGEEK / ADPの関係が分かりにくいため、表にしました。

保有・消費項目 獲得物
$1あたりで換算 GEEK xGEEK(earn) ADP xGEEK(有償) xGEEK(lite)
GEEK 保有 $1分 5
GEEK → xGEEK 交換 -$1分 10(30) 100 20(40)
xGEEK(earn) 消費 -100 10(30)

※()内はキャンペーン期間中の値です


いかがでしたでしょうか。今回の緩和・増量部分の調整は、かなり思い切った内容になっています。

実施した結果、もとよりもエコノミーの状態が悪くなるリスクもあります。

その時はこれまで通り「批判をいただいたとしても、正しい方向を目指す」精神で次の一手を考えるつもりです。その折は、何卒、ご理解とご協力を賜れたら幸いです。

本レターについてのご意見は、下記のフォームよりお寄せください。必ず目を通します。
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今後ともラスメモをよろしくお願いします。

エグゼクティブ・プロデューサー
公文善之