皆さん、こんにちは。enishの公文です。
今回の修正は、GEEKに投資してくださっている皆さんにとって非常に大きく、深刻な修正になります。修正理由と、その影響に対する対策の説明がかなり長いため、方針(結論)と経緯や理由の説明を分けて記載しています。
インパクトの大きな変更ですから、強い言葉でご批判をいただくことは覚悟をしています。ですが、GEEK上場後のSNSなどでの皆さんのコメントやチームメンバーとの議論を踏まえ熟慮した結果、今の段階で是正しておかないとこの後ゲームエコノミーが崩壊してしまうおそれがあるとの考えに至りました。 今回の修正の判断について、どうかご理解をいただければ幸いです。
修正内容
修正内容 (10/3日分のエアドロップから適用予定)
GEEKおよびOASの保有によるADPの獲得量を下記のように修正します。
1 GEEK あたり 1 ADP → 1 GEEK あたり 1/3
ADP
OASについても同様で、GEEKとの価格比によって得られるADPが従来の 1/3
になります。
結果に対するリスクと対策
本件修正は、端的にGEEKの価値を毀損する行為になります。
そこで、GEEKの価値が下がるリスクに対して、下記の2点の対策を行います。
GEEKの期間保有に対するゲーム内報酬を設定 (ver. 1.10以降提供予定)
ADPが減るだけでは、一方的にGEEKの価値が減るだけになるため、相対的な価値の補完として安定的にGEEKを保有してくださっている方に対しての報酬を設定します。
対象期間: 毎月末締め
算定方式: 月内のゲーム内ウォレットでの保有GEEK数の平均値 (累計保有数/月内日数)
報酬内容
達成している報酬をすべて受け取ることができます。
| 平均保有GEEK数 | 報酬種別 | 個数 |
|---|---|---|
| 1,000 〜 10,000 GEEK | 封印BOX開封上限 | +2 |
| デイリーダンジョンプレイ数 | +1 | |
| クロン | 200,000 | |
| サブパラメータリセットチケット※1 | 1 | |
| 10,001 〜 50,000 GEEK | クロン | 500,000 |
| ストレージ上限(装備) | +100 | |
| プレミアムガチャチケット | 5 | |
| サブパラメータリセットチケット※1 | 1 | |
| 50,001 〜 100,000 GEEK | クロン | 500,000 |
| ★4進化データ(ドール汎用) | 1 | |
| プレミアムガチャチケット | 5 | |
| サブパラメータリセットチケット※1 | 3 | |
| 100,001 〜 300,000 GEEK | ★4進化データ(装備汎用) | 1 |
| ドール★4確定ガチャチケット | 1 | |
| ストレージ上限(装備) | +100 | |
| 青枠継承アイテム※1 | 1 | |
| 300,001 〜 600,000 GEEK | ドール欠片SS級選択BOX | 25 |
| 装備選択BOX(★4 SS含まず) | 1 | |
| 強化サポートデータ(汎用) | 10 | |
| 600,001 〜 999,999 GEEK | ドール欠片SS級選択BOX | 25 |
| 強化ビッグデータ選択BOX | 10 | |
| ランドコイン | 100 | |
| 1,000,000 GEEK ~ | ★5進化データ(ドール汎用) | 1 |
| ★5進化データ(装備汎用) | 1 |
※1 アイテム名称検討中、アプリバージョンアップで利用できるようになってからの提供になります
※報酬は、運営の中で調整・アップグレードする場合があります
GEEKの買い戻しの実施 (順次実施予定)
価値の毀損は純粋に価格の下落につながる可能性が高いことを考慮し、価格の維持・向上につながるようなGEEKの買い戻しを実施します。
ただし、急激な買い戻しは瞬間的な利確を呼び込むだけになってしまうため、明日(10/2)以降、数週間かけて不定期かつ継続的に実施いたします。また、完了した時点で実施総額なども発表する予定です。
修正に至る経緯と理由
ここからは、細かくて長い話になります。
変更点だけを確認したい場合は読み飛ばしていただいて問題ありません。
現状の認識
先日のGEEKの上場に伴い、GEEK保有に対するADP獲得の影響がエアドロップ全体に対して顕在化しました。現状は、上場価格がかなり安い金額から始まったため、1ADPの獲得効率が異常に良い状態になっています。
GEEKホルダーの方にとっては好ましいことのように見えますが、一方でこれは、GEEK(もしくは、OAS)の保有以外でのADP獲得の効率が著しく悪くなっていることの裏返しです。
そして、GEEK保有以外での獲得手段によるADPは、初回のNFTセールから始まり、プロジェクトの進行期において、プロジェクトを信じ、支援してきてくださった皆さんが、誰よりも先にリスクテイクをしてくださった結果得たものでもあります。
その価値をこのような形で踏みにじることになるのは、全く本意ではありません。とは言え、GEEK保有についても、同じく上場初期においていち早くリスクテイクしていただいた結果になります。どちらも、私たちにとってかけがえのないサポーターの皆さんであり、うまくバランスを取りたいという想いです。
解決に向けた想いと方針
修正方針は、GEEK/OASによるADP獲得効率の下方修正(以降はGEEKのみで記載します)、GEEK価値向上策、GEEKの買い戻しによる実質的な価格保護戦略になっています。
まず、大前提として現在の価格水準ではGEEK保有と、その他の方法でのADPの獲得効率に10倍近い開きがでてしまっています。これを是正するにあたり、「その他」の部分を一律持ち上げることも検討しましたが、結果的にはGEEK保有分を下方修正するのと同じという結論にいたり、よりわかりやすい方向で修正することにしました。
GEEKに対して投資してくださった皆さんにとっては、かなり大きな下方修正となってしまった点、お詫び申し上げます。追加の対策で完全に価値を補完できているかどうかについては、感じ方が違うところもあると思います。そして、今回の修正に対して、批判的なご意見をいただく可能性があることは重々考えた上での決断です。
Web3の運営は本当に難しいです。様々な外部要因によるトラブル、不確定なこと、想定外のことが毎日のように起きています。できるだけ早く意思決定をし、より良い方向に向かうように調整をしていくことが私たちができる唯一のことだと考えています。
素早い意思決定と方針転換は、言い換えればコロコロと方針を変える筋の通っていない運営にしか見えないかもしれません。後出しジャンケンだと思われるかもしれません。それでも、現状維持よりも良いと判断した場合は今後も勇気を持って方向転換を続けるつもりです。
とは書きましたが、皆さんが安心して投資・プレイできるよう、今回のような前提を覆すような変更や修正はできるかぎり行わないつもりです。
そして、「間違えているぞ！」と思ったら、ぜひ躊躇なくご意見をください。
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ぜひ今後ともラスメモをよろしくお願いします！
エグゼクティブ・プロデューサー
公文善之
