ラスメモを応援してくださっている皆さん、こんにちは! enishの公文です。
正式リリース日から1週間が経過しました。その間、SNSでのつぶやきや動画配信、アプリストアのレビュー、直接お寄せいただいたお声など、ラスメモに関するとても多くのご意見・ご感想を目にしました。勇気づけられることもあれば、不甲斐なさを噛み締めたりと、気持ちの上下が激しい1週間でもありました。
ただ、ラスメモに出会い、ゲームを応援し、楽しんでくださる方の数はどんどん増えていて、私自身の「もっとラスメモをよくしたい!」という想いはこれまで以上に強く、開発チームの皆も同じ気持ちのはずです。
不具合でご迷惑をおかけしている点は申し訳なく思っておりますが、不具合修正やご要望をベースにした改善のサイクルは、なかなかいいペースで進めてこられたのではないかなと考えています。
皆さんに長く、ラスメモを愛していただくためにも、これからもしっかりと開発・運営を進めていきます。
さて、今回のバージョンアップは「遊びやすさ」にフォーカスして改善を行いました。一つ一つは地味な修正ではありますが、長く遊んでいただく上で必須の項目と考え、取り組みました。
詳細については、以下をご覧ください。
改善ポイント
1. チュートリアル構成の見直し
ゲーム序盤の体験を再度見直しました。
大きな変更点は下記になります。
- ゲーム開始時から4キャラクターでバトルが進行する
- 黒髪のUnknown戦の直後にガチャが引けるようになる
変更点としては2点ですが、この変更によりガチャ体験がかなり前倒しになりました。1キャラクターだけで操作するバトルがなくなったことで、チュートリアル後のバトルの難易度が大幅に低下しています。仲間のドール達がかなりの部分助けてくれる状態になっていますので、無理なく突破できるはずです。
この変更については、チーム内でもいろいろと議論を重ねました。その結果、ゲーム開始直後の導入において「試行錯誤しながら少しずつ先に進める」というローグライク形式のバトルを経験して欲しい!という元の趣旨よりも、「まずはドールというキャラクターの魅力に先に触れていただくことにフォーカスするべき」という結論になりました。
全体のバトル難易度自体への調整は行っていません。ドール獲得後に徐々にローグライクなバトルにチャレンジしていただくという構成になっています。
2. バトルの遊び心地の改善
バトルの手触りの部分もいろいろとご意見をいただいております。 今回の修正では、プレイ時に感じるストレスや理不尽のようなものを軽減する目的での調整を行いました。
アクション直後の硬直フレームを緩和(ストレス軽減)
スキル発動後の硬直時間を短くし、その後の移動やスキルの発動までがスムーズにつながるように調整しました。
一部の攻撃アクションのキャンセルフレームを調整(ストレス軽減)
スキル発動時の先行入力の受付時間を調整し、スキル発動中に入力された次の行動が有効になりやすくしました。 上記の硬直フレームの件と合わせてより手触りがよくなっていると思います。
プレイヤーとモンスターの押し合いの優劣を調整(理不尽軽減)
プレイヤーがモンスターとの押し合いに負けて「大量のゴブリンに壁際に追い詰められて何もできなくなる」などの現象が起きていました。今回の修正で、モンスターを押し返すことができるようになり、大群に囲まれても脱出できるようになりました。
不動のパズズなどの追加攻撃にワンショット予兆を追加(理不尽軽減)
一部のモンスターには、予兆なしの攻撃が設定されており「負けた理由がわからない」状態で戦闘不能になるケースがあったと思います。攻略要素といえば攻略要素ですが、難易度が高すぎると判断したモンスターの攻撃については、短時間の予兆を表示する対応を行いました。
今回の修正ですべてのモンスターの行動を調整したわけではありません。今後も、状況を見つつ適宜調整していく予定です。
3. PC版のキーコンフィグ(使用キーのカスタマイズ)の暫定対応
キーコンフィグは、PC版をプレイされている皆さんから一番多く寄せられていた要望になります。今回の対応はとにかく1日でも早くこの機能をお届けできる方法を探るなかでの暫定対応版です。
カスタマイズの設定はゲーム内では行えません。設定用のテキストファイルを直接編集していただく形式になっており、やや中上級者向けの設定方法です。
設定の方法自体は若干難しいかもしれないですが、きちんと各種キーの割当はできるようになっておりますのでご安心ください。後日、ゲーム内での設定ができる仕組みに置き換えていきたいと考えています。
詳しい設定方法はPC版のダウンロードページ内で公開いたしました。
キーコンフィグについて
4. マスタードールのスキル再配置機能の追加
こちらも、リリース前からたくさんのご要望をいただいていた機能です。 マスタードールごとに取得済みのスキルの位置を自由に交換・保存できるようにしました。
よく使うスキルのボタン位置を決めることで、より直感的にプレイできるようになります。
5. GEEKBOX残量表示の追加
先日のGEEKBOXのドロップ率の緩和により、現在6時間ごとのドロップ上限に対して、かなり早い段階でBOXが売り切れている状態となっています。
これまで、ランドダンジョン側には残量表示がされていました。ランドダンジョンとビルドモード・調査隊はそれぞれ上限が別々に設定されているため、ビルドモード・調査隊については残量が不明な状態で、やってみるまで獲得できるか分かりませんでした。
今回の修正で、ランドダンジョンと同じような残量表示が追加されています。
6. ストーリースキップ時のあらすじ表示
ストーリーをスキップする際にあらすじを表示するようにしました。 時間がないときなどは、ざっとあらすじを確認いただいて、あとでアルバムで見返してみてください。
7. ストーリー表示のゲームパッド対応
ストーリー表示のゲームパッドで完結できるようになりました。 ビルドモード中にストーリーが発生した際も、タップしたりマウスに持ちかえる必要がなくなりました。
不具合の修正
- イベント交換所に交換アイテムの所持数を表示
- イベント交換所で交換上限になったアイテムの表示優先度変更
- その他不具合の修正
修正できていない不具合
キャッシュバックガチャにて、正常に決済されているにもかかわらず「決済エラー」が表示される
継続して調査を行っていますが、まだ根本的な解決に至っていません。ご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちください。
以上です。
これからもラスメモを応援いただけますよう、よろしくお願いします。
エグゼクティブ・プロデューサー
公文善之